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らしさを作るパッケージデザイン

こんにちは!BRYSのハマチカです!

気がつけばブログも3ヶ月ぶり…(なんか去年もそんな感じだったような…)

今回は私が見つけた素敵なパッケージデザインをご紹介したいと思います!
パッケージデザインは、製品の魅力や特徴を表現し消費者に製品を選んで購入してもらうための重要な役割があります。
形状がユニークなものから高級なものまで、商品のらしさを魅力的に表現するデザインとして、幅広く用いられています。

また、パッケージデザインは私たちの身近なところにあり、私自身もよくショップ巡りをして、自分の好みと思うパッケージデザインを研究しています。
アイデアと工夫とデザインの力で、キラリと光る素敵なデザインをご覧ください!

くるりのレモンケーキ
これはブログによく登場するアルジュナさんが制作したものです。
本の装丁に見立て作られたパッケージ。
梶井基次郎さん著書の本「檸檬」の冒頭に一瞬だけ現れる長崎の街からアイデアを膨らませて制作したそうです。
本の一文からここまでアイデアを広げるアルジュナさんは本当にすごいな〜と思いました!

 

薩摩海山煎餅 
デザインもめちゃくちゃ素敵で手にとったパッケージ。
実は一枚の型紙から手提げの形にしてあるアイデアが効いた商品です!
重ねて、引っ掛けて、自立する…いや〜しびれますよね。
フォントにイラストにどれも好きなデザインです。

 

岡山名物きびだんご
桃太郎のストーリーをパッケージで展開したデザインです。
カワイイ桃の箱を開くと桃太郎のイラストが(可愛すぎるぜちくしょー)!!
個包装されたキャラクターや表面のシールの「封」などギミックが随所にあり、
端の端まで見ちゃったデザインです。

 

揚げ浜いしる塩
おみやげでもらったマッチ箱サイズの塩。
サイズ感、イラスト、タイポグラフィがすべてがいい。
きびだんごと同じようにあらゆる面を余すことなくデザインしています。

 

石垣琥珀糖
これは九州ADC2021でグランプリを受賞したパッケージデザインです。
商品のモチーフとなった中津城は戦国武将の黒田官兵衛によって築城され、細川忠興が完成させました。二人の城主によって築城されたことがわかる変遷が、石垣の積み方にも色濃く表れています。石垣琥珀糖は、この石垣に見られる「黒田時代」と「細川時代」の境界を琥珀糖で表現しています。工夫を凝らし11種類のカラー配置を指示して食品ロスが出ない考慮もされています。恐ろしく検証を重ね計算された商品開発とパッケージデザインです。

いかがでしたでしょうか?

パッケージデザインは手にとって相手を喜ばせたりアッと驚かせたりすることを想像しながら日々制作されているのではないでしょうか。
私のパッケージデザインの理想として、商品が消費された後も空箱をとっておいてもらうことができるデザインができたらいいなと思っています。
子供の宝箱とかに選ばれたら最高ですよね。空箱でも価値あるものとして愛され続けることが素敵だなと思います。

さぁ私もそんなものが一つでも多く作れるようデザインをもっと吸収してよりよりモノを制作したいと思います。

エイエイオー!