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アイデアが素敵な海外の広告 vol.01

こんにちは!BRYSのハマチカです。

少しづつ暑さも和らいできている気がしますね。
毎年近くの体育館にキンモクセイが咲くので散歩がてらそこを通るのが楽しみでこの季節が好きになりました。
…っとまぁ余生でも送ってるのか?というくらいの文を書いてるので本題に入りますね。

今回は「アイデアが素敵な海外の広告」をご紹介します!
大胆でシンプルで言葉が分からなくても伝わるアイデアにパワーを感じる海外の広告は
自分自身の凝り固まった脳を刺激してくれます(ちょっとしたストレス発散ですね)

|世界的スキンケアブランドOLAYの広告


38である数字を33にクリームで塗り替えている右下のコピーは「correct your age」(あなたの年齢を修正する)
モデルを出さず数字という共通言語で他と差別化できたシンプルで素敵な広告ですね。
なにより商品の泡の先を意識したプロダクトもかわいいですよね(※私見です)

|ドイツの文具メーカーSTAEDTLERの広告

鉛筆の先の黒鉛にはサグラダファミリアや自動車が彫刻されています。
コピーをよく見てみると「where it all begins」(すべての始まり)
デジタルの普及によって鉛筆を使用しなくなる中でも建造物や自動車は鉛筆によるスケッチから始まるということを表現している広告です。
こちらは香港で制作されました。

|アメリカの物流サービスFedExの広告

コピーは「ALWAYS FIRST」(いつでも一番)
トラックにあえてライバル会社であるDHLのトラックをペイントすることで常にライバルより一歩先にお荷物をお届けできますよというアピールをしています。コカコーラとペプシ、マクドナルドとバーガーキングといい、ライバルを意識した「攻告」はリスペクトを感じながら競争しあえて個人的にすごく好きです。
こちらはドイツで制作されました。

|ドイツの自動車メーカーフォルクスワーゲンの広告

ブランコや階段から転ぶ子どもたち。子どもたちの転倒した横には●km/h.と左下には「drive carefully」(安全運転)の文字が。
このような時速10kmの速度でも怪我する可能性があるのだから、これがもっとスピードのある車での事故だとしたら…。と安全運転の重要性を考えさせる広告です。カンヌ2011にてゴールドを受賞。
こちらはアルゼンチンで制作されました。

|チュッパチャップスの広告

落ちているチュッパチャップスの横を通り過ぎるアリの群れ。
右下には「It’s sugar free」(ノンシュガー)。
ノンシュガーだからよりつかないことをひと目でアピールする広告。
パワーのあるビジュアル+納得できる1行のコピー。
デザイナーであれば一度はやってみたい手法です。

こういうのも素晴らしいですね!

|韓国発のLGの音響広告

キル・ビルやフォレスト・ガンプといった名作映画のビジュアルですが、どれも別角度からの見せ方になっています。
これは色んな方向から聞こえる立体音響を搭載していることを表している広告です。
別の角度から見ても分かる名作映画の構図だからこそできる広告ですね!
こちらはブラジルで制作されました。

|福岡県が制作したDV防止啓発広告

すいません。海外の広告と言っていたのに日本の広告を出します。
いえ!けどこの広告は世界に通用する広告です!
子どもの赤い点がズレているだけで「愛情」と「暴力」を表現した広告です。
赤い点への着想もさることながらイラストの子供の顔も非常にクオリティが高い。
ほっぺの赤い点のときには幸せそうだし、目や口の横にあるときはなんとも悲しそうな顔をしています。
点だけではなく細部にまでこだわっている広告だと非常に心にのこりました!

まだまだある海外の優秀な広告たち!
いや〜まだまだ書き足りないです!この記事に関しては2弾、3弾と紹介できるくらいあります!
どれかひとつでも心に残ったものがあればいいな〜…。
それではまた!!